臨時農業生産情報 (暴風に対する事後技術対策)

令和6年 病害虫防除指導情報第2号 トマト・ミニトマト(トマトキバガ)

海外侵入害虫トマトキバガの診断と防除対策についてお知らせします。

1 発生状況
(1)トマトキバガは中南米原産の害虫で、2006年のスペインへの侵入後、世界的に分布を拡大しています。数年前から中国及び台湾の近隣国でも発生が認められ、国内では2021年の熊本県での初確認後、発生の拡大が続いています。
(2)本県での発生は、前年に4市町村でトマト及びミニトマトで確認されました。本年も前年と同様にフェロモントラップによる成虫の誘殺が認められており、被害の発生が予想されます。

2 防除対策
トマトキバガは増殖力が高く、多発した場合の防除が困難となることから、発生初期の防除が極めて重要となります。ほ場をよく観察し、トマトキバガとみられる食害が認められた場合は、添付ファイルの指導情報を参考に直ちに薬剤散布を行ってください。薬剤散布後もほ場を観察し、新たな食害が見られた場合は再散布して蔓延を防止してください。

詳細は添付ファイルをご覧ください。
20240527_指導情報_青森県_トマト・ミニトマト_トマトキバガ

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