臨時農業生産情報(日照不足と低温に対する技術対策)
令和元年7 月8 日
青森県「攻めの農林水産業」推進本部
青森地方気象台発表(令和元年7月8日15時33分)「日照不足と低温に関する
青森県気象情報第1号」によると、下北と三八上北を中心に今後2週間程度、日照時
間の少ない状態が続くほか、気温も平年に比べ低い状態が続き、かなり低くなる日が
ある見込みです。
今後の気象情報に注意し、次の事項に留意して、被害の未然防止と軽減に努めてく
ださい。
1 水稲
(1)最低気温が17度以下になると予想される場合には、中干しを直ちに中止し、
幼穂形成期前は5~6cmのやや深水、幼穂形成期に達したら、10cmの深水
にして稲を保温する。
(2)ほ場を良く見回り、畦畔を補強して漏水防止に努める。
2 野菜・花き
(1)施設栽培では、生育適温を確保するよう、ハウス開口部を早めに閉めるなど温
度管理を徹底する。
(2)灰色かび病、べと病などの低温性病害の早期発見・早期防除を徹底する。